弾性ストッキングは、手術後の深部静脈血栓症やむくみを予防するためにも履きます。手術後5日目までは夜寝ているときも着用が必要です。
下肢静脈瘤によるうっ血症状(足が重い、だるい、痛い、むくむ)に対して、医療用の弾性ストッキングは、静脈還流を改善させ、症状をやわらげる方法として非常に有効です。下肢静脈瘤の硬化療法後や、手術(ストリッピング術、レーザー焼灼術)後にも使用します。医療用弾性ストッキングには様々なタイプや圧迫圧のものがあるため、患者さんご自身が選んで使用すると、かえって症状を悪化させてしまう可能性がありますので、医師・看護師の指導の下に患者さんに合った適切な商品を選択しなければなりません。静脈瘤をお持ちの方はもちろん、立ち仕事の方、むくみやだるさに悩んでおられる方は、是非(医療用)弾性ストッキングの着用をオススメします!